生み出される環境

舞い上がるパウダースノー。 地球の壮大な営みによって生み出された、六花の結晶。 雪の元である水は、生命の源。大地にみなぎるその水が、太陽のパワーを受けて水蒸気となって天に立ち昇り、冷たい空気に触れると雪の結晶となって大地に舞い降ります。雪は限られた季節の恵み、春になって再び水となって大地に戻るまで、私たちに幸せな時間を与えてくれます。
冬のハイシーズン、ニセコにはパウダースノーが毎日降り注ぎます。羽毛のように空気を含んでふわふわと、底が無いかのようにどこまでも深く、その雪はスキーでターンを刻む度に舞い上がり、真っ白な世界へと全身を包み込んでくれます。それは、エネルギーに満ち溢れた大地と繋がる感動的な瞬間です。
ニセコ連峰と羊蹄山をはじめとする多くのバックカントリーエリア、そして国内最大級のスキー場。広大なオープンバーンや日本独特な広葉樹林が広がり、バリエーション豊かな変化に富んだ地形で、滑り手の心をくすぐる斜面に溢れています。そこに集う滑り手達は、毎日のようにフレッシュにリセットされた真っ白なキャンバスに、芸術的なファーストトラックを描いています。 愛好家ならだれもが憧れるシーン、それが日常としておこなわれているニセコは、世界一のパウダースノーのステージであることに違いないでしょう。
テシマスキーは、そんなニセコのフィールドを滑る、情熱的なスキーヤー達と、ニセコ山麓にあるスキー工場で、愛情をたっぷり受けて生み出されています。