テシマスキーが求めるのは、雪と身体の繋がり
Photo : Yoichi Watanabe

心が躍る、感動の瞬間へ

テシマスキーは、雪の空間を駆け巡る、生き物のようなスキーです。
人の感覚にぴったりな気持ちの良さ。遊び心あるリラックスした乗り味、ナチュラルで流れるように滑ります。
やわらかくて長さがあるのが特徴で、スキーは弓のように綺麗にたわみ驚くほどなめらかなターンを実現しています。雪の感触が感じられる確かな手応え。身体の一部になったかのような動かしやすさがあり操る楽しさに溢れています。
スキーがとても生き生きと動き、表現豊かな滑走ラインを描くので、思わず滑りながら踊りたくなってしまうような楽しさです。
スキーに身体を委ね、雪と繋がる瞬間を手に入れます。

雪国の暮らしの道具だったテシマ

「Tesma(テシマ)」には、アイヌ語で「TES=滑る、MA=泳ぐ」という意味があり、テシマで「柔らかい雪用のかんじき」を表します。アイヌの人々にとっては、雪国の暮らしの道具だったテシマを、私たちは雪の空間を紡ぐ道具として、独自の発想で昇華させました。

生み出される環境

舞い上がるパウダースノー。 地球の壮大な営みによって生み出された、六花の結晶。 雪の元である水は、生命の源。大地にみなぎるその水が、太陽のパワーを受けて水蒸気となって天に立ち昇り、冷たい空気に触れると雪の結晶となって大地に舞い降ります。雪は限られた季節の恵み、春になって再び水となって大地に戻るまで、私たちに幸せな時間を与えてくれます。
冬のハイシーズン、ニセコにはパウダースノーが毎日降り注ぎます。羽毛のように空気を含んでふわふわと、底が無いかのようにどこまでも深く、その雪はスキーでターンを刻む度に舞い上がり、真っ白な世界へと全身を包み込んでくれます。それは、エネルギーに満ち溢れた大地と繋がる感動的な瞬間です。
ニセコ連峰と羊蹄山をはじめとする多くのバックカントリーエリア、そして国内最大級のスキー場。広大なオープンバーンや日本独特な広葉樹林が広がり、バリエーション豊かな変化に富んだ地形で、滑り手の心をくすぐる斜面に溢れています。そこに集う滑り手達は、毎日のようにフレッシュにリセットされた真っ白なキャンバスに、芸術的なファーストトラックを描いています。 愛好家ならだれもが憧れるシーン、それが日常としておこなわれているニセコは、世界一のパウダースノーのステージであることに違いないでしょう。
テシマスキーは、そんなニセコのフィールドを滑る、情熱的なスキーヤー達と、ニセコ山麓にあるスキー工場で、愛情をたっぷり受けて生み出されています。

雪と一つになるスキーを求めて

高梨 穣

毎朝歩いて山へ向かっては、フレッシュなパウダースノーを滑るのが日課。 ニセコひらふスキー場の麓に住まいを構え、四季を通じ自然と向き合い、常に自然の恩恵を受けながら愉しむ暮らしを営む。もちろん何よりも滑ることが暮らしの中心である。 パウダースノーの魅力に取り憑かれ1990年からニセコを滑り、滑ることに情熱注ぐ人生を歩み続ける。 これまでヨーロッパや北米、北欧、アラスカ、南米、ニュージーランドなど、世界中の雪を滑って来たが、やっぱりニセコのパウダースノーは世界で一番だと確信している。 競技やインストラクター、バックカントリーガイド、そしてアルペンスキー、テレマークスキー、スノーボード。長年にわたる様々なスキーキャリアと、常に自然と対峙する経験を積み重ねてきた結晶として、自らの感覚が雪と一つになるスキーを求めてテシマスキーを作り始める。

試乗について

ぜひテシマスキーで滑ってみてください!
きっと、これまでよりもスキーが楽しくなります。

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